うれしはずかしウマシカ日記

車とバイクに振り回される日々をしたためる。名前はまだ与えられておりませぬが、ウマとシカと書くのが適当かと思われます。

ピニンファリーナ

f:id:thambar:20181015102922j:plain

ピニンファリーナといえば、言わずと知れたイタリアのカロッツェリア。ここがデザインした車にはなんだかんだと縁があって、現在うちにあるAlfa romeo 1750 スパイダーベローチェ(ボートテール)は、創業者であるバッティスタ・ファリーナが最後に手がけたプロジェクトの車だそうな。ちなみに"ピニン"とは、小さい子供という愛称だったらしい。

自分は幼い頃から絵が好きで、カロッツェリアというものの存在を知ったのは確か中学生ぐらいの頃だった。絵からデザインへと興味が移って行くのだが、うちの会社の創業時、ピニンファリーナのような会社を作ることを目標とした。(思い描くのはタダ。笑)

デザインというものは、ガワのあれこれを行うことでは無い。もちろんそれも含まれるが、直訳的な意味では「設計」なのだ。果実の表皮のように、内面が熟して色づく。そんな設計(デザイン)がやりたくて、いまの会社を興した。そんなわけで、うちはデザイン屋でありつつ編集部も持つようなヘンテコなコンサル会社なのである。

話がそれた。そんな経緯から、ピニンファリーナが手がけた車を手に入れてきたかといえば、意識して購入したのはフェラーリF355ぐらい。手がけた車を一度乗ってみたかったのだ。その他にも、アルファロメオGTV、そして今のスパイダーベローチェと乗り継いできたが、こちらは「ああ、ピニンファリーナなのか。なるほど。」といった感じ。なんとなくウマが合うのか。F355については、いまでも最も美しい車の1台に自分の中ではカウントされている。スポーツカーとしてみれば、乗るとまあ普通のMRで、驚くようなものはないのだが。

実は、カロッツェリアの中でもジウジアーロの手がけたものにひかれることが多い。アルフェッタとか。ピンファリーナに比べると、少しアクがあって。不思議にジウジアーロが手がけた車には乗ったことがないような。このあたりの話からも、F355以外は気がつけばピニンファリーナだった、というのがうかがえると思う。

昨今、確固たるデザインチームを社内に持つことが多く、自動車メーカーにとってカロッツェリアの存在感というものは希薄になりつつあるが、それでもやはり、外でなければ出来ないことはあろうかと思う。

「フェラーリとはこんなメーカーだ、だからこそ、こんな車を作るべきなのだ」

こんなのを身内で考えると、明後日の方ならともかく一昨日方面に行きかねないのだ。

ピニンファリーナか・・あまりに高くなりすぎてしまったので、恐らく縁が無いと思うが、ミーハーと言われようともディーノは一度オーナーになってみたい。エンジンがねえ、V6。水平対向6発と直6に限る、エンジンは。