うれしはずかしウマシカ日記

車とバイクに振り回される日々をしたためる。名前はまだ与えられておりませぬが、ウマとシカと書くのが適当かと思われます。

何処も彼処も・・でっかいカナブン修理備忘録

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GW中はずっと、写真の72年式・ダッジロイヤルスポーツマンに乗った。埼玉から長野の山奥まで往復したが、無事に行き帰りできた。そんな当たり前のことを喜ぶのも変な話。

72年式となると、何処も彼処も痛んでるのが当たり前。この車もうちに来てから覚えているだけでも・・列挙できるだろうか!?

  1. 元色全塗装・ラジエターやり直し・ブレーキライン引き直し・エアコン修理・キャブ調整
    塗装がかなりヤレていたので、元色で全体を塗り直した。ブレーキは殆どきかず挙げ句スポンジー。車体下部を巡っている配管が目詰まりに近く、配管自体を全体的に作り直して、マスターバックは殆ど死んでいたのでワンオフで作り直し。年式からしたら珍しくエアコンがついていたが効かず、こちらも修理。エンジンの掛かりが悪いのでキャブを調整。
  2. キャブレターオーバーホール、エンジンオイル漏れ補修
    この車は冷間時の始動においてオートチョークが働くのだが、夏場にこれが働いて被って初爆がこない。よくよくみるとキャブのフロートがダメになってるようで、なんとか部品を探し出してオーバーホール。と同時に、ヘッドあたりからオイルがダダ漏れだったのでガスケット等交換。
  3. 電装系のやり直し
    いろいろとライト類等が点いたり点かなかったり、いろいろと小さな不具合があったので線の引き直し含めたやり直し。
  4. ヒーターコアがダメに。ワンオフで作り直し、サーモ交換
    運転席側にクーラントが流れ込んでくる。ヒーターコアをワンオフで作成、サーモも交換。
  5. ラジエターからクーラント漏れ、オーバーヒート
    ラジエターオーバーホール。オーバーヒートを経験。
  6. ミッションOH
    オーバーヒートがだめ押しになったと思われるが、もうそろそろ限界だったのだろう。トルコンが滑り出す。当初莫大な金額がかかると想定されたが、それはアッセンブリー交換の場合。メカの人が懇切丁寧なOHをしてくれたおかげで、多少の出費で助かった。
  7. ラッシュアジャスターから激しい打音、ヘッドオーバーホールからエンジン載せ替えへ
    これもオーバーヒートの影響がだめ押しになったと思われる。当初ラッシュを殺してソリッドシムに変更し(部品がないので)、シムはワンオフで作る予定だったが、この年式ならエンジンを開ければどこもかしこも痛んでる。メカの人が全米で探し回ってくれて、一基だけ奇跡的に残っていたベアエンジンをシカゴで確保。船便で調達後、載せ替え。修理代は半分以下の請求だった。おそらく、オーバーヒートに繋がることが予見できたのにも関わらず時間がなくて車を自分に戻してしまったので、その罪滅ぼしだろう。お金は満額払うと言ったのに負担すると聞かない。もちろん、オーバーヒートの一件は何故起きたか類推できたが、諸々付随して壊れたことについて責めたりはしない。そもそも車を戻したときはラジエターから予兆程度しかなかったろうし、そもそも各部のやりなおしは時期に来てたわけ。また毎度こんな面倒な車を見てくれてるんだから。こちらからも何も言わないし、向こうは向こうで機会を見て責任を取ったのだろう(そんなのはいいのに)。でも、そんな真摯な姿勢が大好きで。自分の車も、こんな人に面倒見てもらえて幸せなこと。

細かい入退院やトラブルは忘れてるけれど、今の状態に「仕上がるのに」5年はかかった。買った値段の少なくとも3倍程度はメンテにお金がかかったし、エンジン載せ替えても相変わらず街中リッター2〜3、高速で6。人から見れば何がいいんだか、という話だろう。正直自分でもそう思う。しかし、誰になんと言われようと、自分だけの楽しみだから。こんな愛らしい車ないよ、手を掛けてやればまだちゃんと走る。そう思って手を入れ続けた5年間。

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GW中、すこぶるご機嫌だったダッジ。なんだか走ってる最中に、しゃがれ声のような異音が発生。まず動弁系・駆動系を疑う職業病(?)「これはホーンじゃないかなあ」とホーンを押してみると異音の最中にも鳴るから、混乱。ホーンがヤレてて音量は少なくしゃがれ声のような音なんだよね。。

とりあえずイグニッションOFFで、音は収まる。イグニッションON・エンジン始動前で音が出て、電流計の針が動く。ああこれはエンジンやら補器類の類いではないなと、スーパーの駐車場で下に潜ると・・・ホーンを取り付けていたボルトが飛び、ホーンがぐらぐら。鳴りっぱなし。とりあえず配線からホーンを取り外して一件落着。オートバックス(懐かしい)あたりで新しいホーンを買ってきてつけてやるか。

長野の自宅近辺は新緑真っ盛り。その中で6リッターV8のエンジンがユルユルと周り、のんびり走る。バカに幅のある室内で、窓を開け腕を掛け、細く大きい、リニアさのかけらもないステアリングをユルユル回す。「やっとこさ、いろんな人たちを乗せて運べる車に仕上がったな〜」と感慨深いGW休みでありました。ホントのとこどうだかわかんないけど、乗る人みんな楽しそうだし、町を走ればみんな見てるし(いろんな意味だろう)、この車は妙にみんなから好かれる車。なかなかスゴイ奴。化石燃料が枯渇するまで、オレの財布が枯渇するまでは付き合ってくれ。