初期型のFairlady Z (S30型)を横から見ると、この車はなんとも不思議な形をしているのだ。乗員は殆どリヤタイヤに座ってるような感じで、よくよく見るとなんだか凄い形。
写真を撮ろうとすると実は結構難しい車。目で見てるほどの格好良さが捉えられないというか。
こんな車は妙に惹きつけられるものがあって、バイクでいえばKawasakiのZや、GPZ。またはハーレー。手を入れるとガラっと表情が変わるのに、何処まで行ってもZはZ。ハーレーはハーレー。なんとも不思議なものだ。
不均衡な形をしているものにそもそも惹かれるものなのだろうか。感情移入しやすいから? いや、明確な意思を持って描かれた線の結果として、「不均衡」となっているものに心動かされるのだろうか。・・よくわかんないのだが。
ちょっと思うのは、人は「次」を期待する生き物だから?